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富士断熱株式会社
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こちらでは保冷工事ついてご説明いたします。
保冷工事も保温工事と同じように、配管に施工することが多い工事です。
また考え方も同じで、なるべく希望の温度のまま、希望の地点まで、配管の中のものを運ぶお手伝いをする工事です。
ただ保冷工事の場合、防湿などほかの目的もふくめて施工されることも多くなっています。
Blog~今週のお仕事 では毎週当社の仕事を写真でご紹介しております。ぜひこちらをご覧ください。
アルミ付グラスウール
保冷工事のおもな目的は、配管などで運ばれる気体や液体の温度をなるべく上げないで、目的地に送り届ける工事です。
でも、保冷工事の場合目的はそれだけではありません。
このような効果が求められることが多々あるため、保温材は1本で防湿+保温(保冷)効果があるアルミ付のグラスウールがおもに使われます。
コップの表面に水滴がつくのは、コップよりも外気温が暖かいからです。それと同じで、外気温より冷たいものが通っている配管には水滴がつきます。
水滴が落ちて製品が廃棄などという事態があってはならないことです。また、漏電事故にもつながりかねないため、危険防止のためにも水滴落下を防止する措置が必要です。
保温材を巻くことで、保温材の表面と外気との温度差が少なくなります。極端に言えば、コップの温度15℃で外気温が25℃だった場合、保温材を巻くことで表面を25℃に近づけることができれば、保温外部に水滴はつきません。
しかし、コップの表面と保温材との間は温度が違うのですから、空気層部分に水分をためこむのでは?という疑問が残ります。
保温材はグラスウールを使いますが、当然水分をためこめば、グラスウールの傷みは早くなり、水滴が落ちる危険性も高くなります。
そのため、グラスウールには「防湿材」を取り付けて水分の侵入を防ぎます。
また、水をためにくいスチロールを使う場合もありますが、スチロールの加工は材質上手間ががかかるため、工事費が割高になります。
基本的に、配管の上にグラスウールを巻き、防湿剤(アルミテープやアスファルトフェルトなど)を巻き、外装材(ステンレスやアルミ、カラー鉄板など)でカバーして仕上げるのが通常の仕上げです。
配管への保冷工事
下地:アーマフレックス(吸水性がなく、耐熱温度の高低幅が広い保温材)
*グラスウールより便利ですが費用が高くなります
配管への保冷工事
仕上げ
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